何でも有りのnet上でも、情報量の少ない ラジオドラマの紹介を。 | ||
2015年1月。早稲田大学演劇博物館へ「百万の太陽」の台本( 199−213 219−223 244−248 若山弦蔵氏寄贈) を閲覧して来ました。 以下デ−タは、当時録音していたテ−プと私の記憶、今回閲覧出来た台本により構成しました。 残りも閲覧したいと希望しています。 (どこかに有ればのお話ですが) 以下の方々の所有台本「燃える水平線」を探しています。情報お持ちの方は、お知らせ頂ければ幸です。 どこかに寄贈されているケ−スを夢想しています。
録音したCDを、早稲田大学演劇博物館へ寄贈しました。無料で聴取出来るそうです。関心有る方は以下ご覧下さい。 http://web.waseda.jp/enpaku/visitor/ |
1964年4月からは、時代劇は無かったと思います。 百万の太陽、終了後この時間帯で連続ラジオドラマは放送されませんでした。 S-Fマガジン初代編集長の原作だけあってスケ−ルは大きくパクリ的引用も多いと感じましたが 綺麗にまとまった作品です。 迫りくる宇宙の危機、21世紀の物語 百万の太陽、 ノベライズ本も出ていますが、導入部を除いて別物です。 M82星雲の大爆発、異状放射線襲来、襲来した宇宙人(ロウラ人)の圧政があり、主人公他5人は、ロウラ宇宙人の円盤に反物質爆弾を仕掛けるも失敗。 ウラシマ効果で半世紀経過した地球へ帰還(クラ−クの「幼年期の終わり」を想起しました)。 ロウラ宇宙人達の説明は、「宇宙空間で反物質が生成され、全宇宙崩壊の危機」で、主人公他5人は、危機打開に協力を拒否している 新人類(地球に生まれた)への説得をロウラ宇宙人達に要請される。 その後新人類を説得し、タイムマシンを使って、 「宇宙空間で、多数の種族が集合している1年先の未来」を知る。(未来の記憶、品物は、持ち帰り不可なのですが催眠術で潜在意識を探査の結果判明) 各種族がスタ−ドライヴで惑星ごと移動。百数十の惑星が閉鎖空間ヘ集結、エネルギ−バリヤ−で次元閉鎖。次元閉鎖された空間は 時間の進行速度が加速される。(内部で10日経過すると 外の宇宙は数十億年経過する)。 次元閉鎖は成功し各惑星は、新しい宇宙へ旅立って行くでエンドと成ります。(ここは、ラインスタ−の「破滅が来る」を想起しました)
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はるかに遠く 銀河のかなた 謎にみちて 宇宙は 広がる 広がる 広がる |
主題歌 現代音楽風 女性ボ−カル 未来的で 雰囲気出てます。 |
この物語は21世紀の物語である 21世紀それは我々地球人類が築きあげた新しい栄光の時代である 地球は一つの政府に統一され平和と輝かしい文明から生み出された 新しいエネルギ−は、今や果てしなく広がる宇宙空間へと向けられていた。 地球に一番近い星、月には人口1万を数える都市が建設され、 火星や金星にも宇宙基地が設けられ、 又 地球を取り巻く大気圏外には人類が作った新しい星、 ド−ナツ型の宇宙ステ−ションが銀色に輝いて浮かんでいた。 そして、我等地球人類の前途はまさに洋々たるものの様に 思われていたのだが 2064年不吉な前兆をキャッチしたのは宇宙天文台に据えられた 巨大な望遠鏡だった。 我々の住む銀河系宇宙から1,000万光年の彼方にある別な宇宙、 M82星雲が異常な大爆発を起こしていたのである。 |
初回 冒頭の 語り これまた 雰囲気出てますね 未来、 未来、明るい未来 現在 2014年、後50年先の未来 実現は難しいですね |
地球人類を乗せた惑星はスタ−ドライブで飛び続ける。 新しい銀河系宇宙は果てしなく広がり 星たちの輝きは若々しいエネルギ−に満ち溢れていた。 |
最終回 最後の語り 綺麗にまとまりました。 |
百万の太陽 | 福島正美 原案 川崎九越 脚本 岡田樹代子 音楽 |
1964 年4月 ― 1965年3月 248回 6時5分−6時20分 月−金 |
SF |
百万の太陽 |